2006年 10月 05日
長い旅路には終点があり、儚くも美しいその終わりを待ち続ける |
ひぐらし、ひぐらし解、やっとこさクリアいたしました。
思えば一昨年? 夏ごろ? にアキバのとらのあなで前編を買ってからずっと放置でした。
まわりがブームに乗ってるのに目もくれず、一足も二足も遅れて手に入れた挙句、
長々と放置してしまったのは非常にもったいなかったですね。
アニメを見て感化されたから本編をプレイしたという回りくどい入り方で、
原作ファンの方々からすれば邪道な事をしてると思われます。 反省するべきです。
以下、適当な考察 ↓
この作品で一番面白いと感じる時は出題編(鬼隠し編~暇潰し編)をクリアした直前。
大方謎は出揃って、いったい誰が犯人なんだ?と推理に浸れるこの期間が一番。
発売してから順順にプレイしてきた方々には半年のアドバンテージ。
この半年間が異様に楽しそうでしょうがない。 自分がそこにいなかったのが心残りです。
僕の大雑把な推理では、綿流し編の終盤あたりで鷹野が犯人だと予想。
とは言っても、その目的やら手法までは考え付きませんでしたから、
「あぁ、こいつあやしいな。」 程度の予想ですがね。 その俺式方程式 ↓
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雛見沢連続怪死事件 過去4年と今年
1年目: ダム現場監督の死 犯人が失踪
2年目: 沙都子の義父の死 実母が行方不明
3年目: 梨花の父が突然死 母が行方不明
4年目: 沙都子の叔母の死 悟史の失踪
5年目: 富竹の怪死 鷹野が焼死
…鷹野だけ失踪してなくね?
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とまぁ単純な理由なんです。だから、綿流し編だか祟殺し編だかに、
鷹野さんの焼死体が死後24時間経ってるとわかったとき、確信に至りました。
それが最後まで覆されずに、しかも正解していたことがビックリなんですけどね!
でも、目的が祖父の研究を昇華させて、後の歴史に名を刻むことだったなんて予想デキネ。
祟殺し編で圭一が叔父を殺した夜に鷹野さんに会った時、
その時の彼女の様子でもう確定。 「絶対にコイツには何かある…!」
車のトランクには富竹さんが乗っているに違いない。 死体なのか?
でもそうすることで鷹野さんに何の得があるんだ? ひぐらしって難しいな と。
これが僕の前編での考え。
生まれて初めて推理小説にのめりこんだ瞬間でしたよ。
その他細かい考察が色々とあります。
大石さんは実は魅音の父親なんじゃないの?(目の色が一緒)とか、
おはぎには針は入ってなかった。 勘違いだった。(友人からの受け売り)とか、
公由家怪しくね? なんか色々と。 とか、
アニメの入江京介の声が関俊彦だからきっとコイツも悪い奴だよ! 等々。
うって変わって解答編(目明し編~祭囃し編)に突入すると真相の嵐で驚かされました。
謎を解いていく物語の弱点。
解いている時が一番楽しく、分かってしまったあとがむなしい。
ひぐらしにもそれはあって、目明し編でいろんな舞台裏がわかってしまって、
面白くもあり、なんだか悲しい気分になりました。 まぁその分謎もまだまだ出てきましたが。
中でも驚いたのは魅音と詩音の入れ替わりの件。
綿流し編の時にも薄々気になっていただけに、
実際にその真実を見たときの衝撃は大きかったです。
罪滅し編。 個人的にはここがひぐらし全体の大きなヤマ場だと思います。
村に巣食う奇病の存在。 34号文書。 園崎家との関係。 繰り返される惨劇。
一度にいろんなことがわかって、頭がパンクしそうになりましたよ。
そしてこれをクリアするころには、犯人は鷹野以外ありえないという、
俺的最終決断が下されていた訳です。 もうあやしいのコイツしかおらんしー。
続く皆殺し編、そして最後の祭囃し編は、本編中最高にドキドキしながらプレイしてました。
常に緊張していましたね。 いつ優勢が覆されてもおかしくないって常に思ってました。
だからプレイ時間が長いこと長いこと。 特に祭囃し編。
いつ終わるんだろうか? どう決着するんだろうか? と考えてると、
ほんの少しの時間でも倍の長さに感じてしまって。 精神が疲れる。
ここでしか解明されない謎もあって、
「ひぐらしめ、最後の最後まで気が抜けないな。」 と寝る時間も惜しんでプレイ。
考察としては、
解答編のストーリーでどう鷹野と結びつけるかを推理しながらプレイしてたから、
冒頭の目明し編の、園崎家ワンマンショーで出鼻を挫かれました。
といってもこれも必要な解だろうと思い、素通りしないように目を光らせてましたが。
罪滅し編で鷹野登場 → レナによからぬ事をふき込む → レナ狂心 → 鷹野確信犯?
→ 34号文書登場 → ムムム? これはキタな。
と、感じたことはこれくらい。 鷹野の生い立ちがこの時点ではわからない以上、
僕にはこれ以上の真相はわかりませんよ。 わかる人スゲェよ。
最後のシメである皆殺し編、祭囃し編。
皆殺し編が鷹野サクセスストーリーに対し、
祭囃し編は梨花が望むハッピーエンドと、
この二つの物語は表裏一体になっていると言っても過言ではありません。
仲間に打ち明けて助けを求めたが、奇跡を起こせずにうちのめされる様子、
もう一度奇跡をおこすため立ち上がり、ゴールに向かって疾走していった展開は、
まさに手に汗握る展開でした。
園崎家で山狗との乱戦をした場面、あそこが一番緊張しました。 非常に疲れましたが。
最後は両者ともハッピーエンドになってよかったよかった。
ここまで謎を多くしたんだから、
最後はグダグダになってハイしゅーりょーも予想していただけに、
しっかりと一つの結末まで収束した竜騎士07さんはすごいにゃぁ。
PS2版? もう一回プレイするのコレ? キツいな~ でもやる~
by natsumextd
| 2006-10-05 11:53
| 雑記