2008年 01月 17日
シュラキ オリジナルドラマCD 第3話 『楽園ヴィルデフラウ』 |
シュラキ・トリニティBOX-03に付属するドラマCDの感想。
フィギュアのレビューはこちら。
シャルの過去が明らかになり、日本に来た目的が判明するまで。
正直言って、今回はシャル(というか田村ゆかりの)ワンマンショー。 最初に登場した時から何やら怪しい雰囲気はしてたんだけど、まさか丸々一話を使って一人のキャラを掘り下げることになろうとは。
シュラキシリーズキャラの場合(特にホワイトレイヴン側は)、こうでもしないと裏設定を語れないとは思うんだけど、それにしたって語るまでの経緯がなんとも破天荒な。 いきなり雷に撃たれて過去に飛びましたーなんて事情はなんとも理解しがたい。
普通に、
シャル負傷 → 真灯路が手当て → 和解 → シャル語り
ってな流れの方がまだ自然だと思うんだけど…
シャルの出生
フランスの名門貴族の令嬢となるべくして生まれた、ごく普通の少女。 6歳の時に朱羅姫をめぐる悲劇(今回の話)にあってから、ホワイトレイヴンに回収。 以後、訓練を積む。 戦闘スタイルがフェンシングなのは、貴族のたしなみ故か。
こういう過去を持つキャラって、無口で無表情、心を閉ざしているといった特徴がありがちなんだけど、シャルの場合、そのベクトルがやや正方向に伸びている様子。 冷酷だけど、どこか抜けていたり、デレるところもあったりと、それほどまでに過去を引きずっているようではなさそう。 過去と決別している。 封印している。 といった感じの言い回しが妥当かな。
シークレットファイルの挿絵見る限りだと、6歳時ではちんちくりんのガキんちょなのに、どう成長すればこんなナイスバディになるんでしょうか? さすがは仏国貴族。 いや、ホワイトレイヴンの訓練の賜物ってことだろうか。(笑)
暁たちのその後
前回の終わりであれだけ壮大に負け戦したはずなのに、大した痛手も後遺症らしいこともなく逃れられた模様。 正確には泳がされているんだけど、その理由がイマイチわからない。
負傷した暁達をエサに、裏切り者のシャルをおびき寄せて始末するっていう理由はまだわかる。 けど、その後の撤退が意味分からないと思うんだ。 冒頭の妹鳳のセリフにあった、 『組織外の朱羅姫を始末して、最後は組織内で焔舞』 という目的に矛盾しているように思えて仕方が無いのだが…
骸騎士
いきなり新勢力?登場で場を乱されました。 目的不明で朱羅姫を付け狙う怪人ってことになってるけど、焔舞との直接の係わりはないっぽい?
彼らの存在は謎。 予想としては、ホワイトレイヴン関係の刺客って線をみてるんだけど、それじゃありきたりすぎてつまらないなー。 てか、残り2話の時間で細かいこと語るなんて無理だと思うんだ。 ってことで最後まで放置って線もあるかなー。 ぶっちゃけそんなに重要視してなくても大丈夫だとは思うし。
真灯路、アカ姉と再会
再会したと思ったらいきなりの修羅場に、真灯路くん涙目。 あれだけ憎んでたシャルに、その出生が分かった途端に慈悲の目を向けるヒロ君もヒロ君だけどね。 これで女ったらしフラグもゲット。 ついでにハーレムフラグの条件もそろいつつあるかな?(笑)
シャルには、周りの人に犠牲を出さないために強い力(暁の持っている黄泉乃夢)が必要。 戦意喪失によって妹鳳サイドに組み込まれちゃえば、少なくとも目的が傍にいることになるんで、強い力で護られるということに変わりは無い。 暁にとっては、辛い過去があろうが無かろうが、肉親の敵であることに変わりはない。 二人の関係が一方通行になっていて、今後行動を共にするんであれば、いつ寝首をとられても不思議ではない関係になるんではとワクテカなんだけど、きっとすんなり暁が折れるんだろうなー。
総評
とりあえずシャルはかわいかったってことでFA。
結局前回の終わりから大した時間が経ってねーよこの世界。 こんなペースでキチンとシリーズ完結させられるんか? 非常に心配だ…
次回、ニーダ編に続く。
以前にちょっと見かけたイラストだと、覚醒アカ姉とニーダの対峙シーンが描かれてたんで、たぶん次回は激しいバトルが目白押しの話になるに違いない。
by natsumextd
| 2008-01-17 00:10
| シュラキ